ベストグループ見聞会御講話集「21世紀を幸せに生きる」

衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第9巻より

2017年(平成29年)2月26日 ベストグループ道央・道南見聞会 ②

人生が一度なら、喜びの人生と悲しみの人生のどちらを選びますか?(「喜びの人生です」)不幸と幸せならばどちらを選びますか?(「幸せです」)それには、それに相応しい人間にならないと幸せになれないということに、どうして気づかないのでしょうか。

自分の利のために努力をする方と人類や社会の役に立ちたいと努力をする方では、どちらの方が力が付きますか。人類や社会の役に立ちたいと思って努力をしている人の方が、力は付くのです。

自分の利で生きる方と人類の社会の役に立ちたいと損得なしで生きる方は、どちらに大きな力が働きますか?(「人類や社会の役に立ちたいと損得なしで生きる方です」)あなたたちはどちらでしたか。自分のことだけで必死に生きてきたのではないですか。そういう方は、結局は努力をしないのです。

素人は努力をしないのです。プロは努力するのです。その努力とは、基礎や基本を忠実にやっていくことです。私は人生というプロの世界に少しだけいるような気がします。

もしも、私が真理に到達させて頂いたとしたら、人間の努力では到達できませんでした。それは目に見えない力のお陰です。ただ努力をすることが、私の人生です。

「言葉は力なり」言葉にはとても力があります。マイナスの人の言葉は、人に良くない影響を与えるのです。マイナスばかり言う人と付き合うと、自分の中にマイナスの心があるので、マイナスの心が出てくるのです。

反対に、プラスばかり言う方と付き合うと、自分の中にもプラスの心があるので、プラスの心がとても出てくるのです。だから、仕事が嫌いという方や、人生で落ち込んでいる方と付き合うと、こちらも落ち込んでいくのです。

言葉は凄いのです。言葉は人にとても影響を与えます。言葉には力があるのです。言葉によって人を笑わせたり、傷つけたりします。やる気にさせたり、色々な言葉があります。同じ言葉を使うなら、人様に良い影響を与える言葉を出すには、自分が善い人間にならないと、良い言葉が次々と出てこないのです。

言葉の力はあなたの思いから出てくるのです。「良いことをしたい」と思う方は、良い言葉が次々と出ます。自分の利しか考えない方は、人のこと、社会のことは考えません。

「自分さえ良ければ良い、家族さえ良ければ良い」ということしか思っていない方から出る言葉と、「一度しかない人生を人類や社会のために役に立てたい」と思う方から出てくる言葉は、違うと思いませんか。

思うだけでは駄目です。その思いを実践しなければいけません。しかし、自分の利しか考えない方を見ると、歩き方一つ見たら分かるのです。自分の利しか考えない方は自分の足元しか見ていないのです。

自分の足元しか見えず、前が見えないから、痛い目にあうのです。そのような方は未来も分からないのです。「今の自分の生活さえできれば良い」という方です。世の中にはそういう方が多いと思います。

未来を見据えて「私も素晴らしい人間になりたい。社会の役に立つ人間になりたい」という方は、真っ直ぐに前を見据えて、ゆっくりと歩いていきます。歩き方もしっかりしているのです。しかし、自分の利しか考えない方は、能力をあまり発揮していないのです。人間が小さいからです。

私は「人類や社会の役に立ちたい。素晴らしい人間になりたい。一度しかない人生を素晴らしいものにしたい」と思って努力してきたのです。個人の利なんて考えたこともありません。

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