衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第7巻より
2014年(平成26年)10月25日 ベストグループ道北道東地区見聞会③
「私」とは何者か。インドの愛する偉大なる御方(おかた)から「私とは何者かを知った人を増やしなさい」と言われたのです。それには、心が浄(きれ)いにならなければ分からないのです。だから純粋な心になった時に、紐を解くように全てが解決するのです。
『G.O.D.』は生命として肉体に入られたのです。『G.O.D.』は三つの心を持って入られたのです。その心とは、創造・拡大の力(Generation)、維持・繁栄の力(Organization)、失敗者は破壊の力(Destruction)の三つの心です。
あなたが失敗者の心でこの体を動かすと失敗するのです。成功者の心でこの体を使えば成功します。維持・繁栄の心でこの体を使うと永遠の幸せを経験します。ネガティブ(否定的)とポジティブ(肯定的)はみんな経験しているのです。
そして、小さい時にネガティブの心を身につけた方は、大きくなっても成功しないのです。小さい時に命の大切さや人の大切さや道徳や人との関わり方を教えられた方は、ポジティブだから成功するのです。しかし、「自分さえ幸せなら良い」、「お金が一番です」、「体が一番です」と言う方は、失敗するように創られたのです。
ベストグループでは真理に到達する人を育てているのです。成功したければ、創造・拡大の力(Generation)で生きれば、一時的に成功するでしょう。滅亡の心(Destruction)であなたの体を使えば、苦しい人生を歩むでしょう。そして、成功と失敗を乗り越えた維持・繁栄の心(Organization)で人生を生きられれば、永遠の幸せを経験するでしょう。
命を否定して幸せになることはあり得ません。命があるから生きているのです。命という存在はどのような存在かを知っていないから、あなた方は今、悩んでいるのです。命という存在には悩み、苦しみがないのです。
心は命があるから動いているだけで、命がなくなると心も離れるのです。そうすると、残ったのは単なる食べ物でできた体だけです。この体を何のために使うのですか。この世の物を手に入れることだけに体を使っているから、悩み、苦しんでいるのです。
真理を知るために体を頂いたのです。あなた方は成功の心(激性)と失敗の心(鈍性)で人生を支配されているから、苦しんだり喜んだりしているのです。あなた方は永遠の幸せになる心(浄性)の存在を知っていないのです。
命には悩みがないのです。命は苦しみがないのです。命は永遠に存在するのです。ですから、命という存在を知ったら苦しみも無くなり、悩みも無くなってくるのです。そして、命の存在が分かると素晴らしい人生に変わるのです。なぜなら、命は最高の存在だからです。
命に通じるのは永遠の幸せを手に入れる浄性(じょうせい)の人だけです。浄性とは浄(きれ)いな心です。激性(げきせい)は創造・拡大の力です。鈍性(どんせい)は失敗者の人生です。浄性の浄(きれ)いな心になった時に生命という存在をお教えしたら、理解することができるのです。
それには年数がかかるのです。でも、子供に言うと素直なので理解できるのです。しかし、歳を取るとなかなか難しいのです。なぜなら大人になると、小さい時から培った、見えない物を否定するネガティブの心が邪魔をするからです。
一生に一台しか体という車は頂いていないのです。今日までのあなた方のその車の運転はどうでしたか?私は、今は正しく体を使っていますので病気にもなっていません。悩みや苦しみも無くなっています。皆、一生懸命に努力しているのになぜ変わらないのだろうかと思います。
努力をして変わっても、安心するとまた元に戻るのです。なぜなら失敗の癖が身に付いているから、少し良くなるとまた失敗するのです。人間はこの繰り返しをするのです。私は永遠に幸せになる方法を皆さんにお伝えしていきたいと思います。私は浄性な人を育てたいと思います。
幸せになるのはいとも簡単です。人間は元々幸せになるように創ってあるのです。ただ、小さい時からの失敗する癖が身についただけなのです。その癖を直すのに、指導者がいなかったのです。それにはついて来ないと教えることができないのです。ありがとうございました。
※内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。