衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第11巻より
2018年(平成30年)9月23日 ベストグループ北関東見聞会 ③
次にお父さん、お母さんの御足に額をくっつけます。それは、おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんは神様という意味で、そのようにするのです。それほど親を尊敬しているということです。
しかし今、日本では、親を尊敬しない子供が多いと思います。それは、親が子供に道徳と命の大切さを教えていないからです。
命を知らない人を「命知らず」と言います。命がどんなに尊い存在かということを、親が子供に教えないといけません。人間は命という存在をまず学び出してから、無限なる存在のことが分かるようになります。
このグループは衣川(大先生)のグループではありません。四十八歳の二月にインドへ初めて行かせて頂きました。四十九歳の一月に、インドの愛する偉大なる御(お)方(かた)から御部屋に呼んで頂きました。
その時に、「このグループは私の特別なグループである」と言われました。その方はインドでは最高の存在と言われています。人間に真理を御教えするために、偉大なる存在が人間の肉体に直接入ったと言われています。
それから三カ月後に、百二十五名をインドへお連れした時に、インドの愛する偉大なる御方から使命を頂きました。まず一つ目に、「日本で最初に命を発見するのは日本人であろう」と仰いました。
それから五年後に、私のような者が命を発見させて頂きました。私は自分の中に、命を光として見ることができるようになりました。
私はリーダーとして役目を頂いたので、取り組む姿勢が真剣でした。五年目に、内面からベストの指針を創らせて頂きました。
ベストの指針の内容は、衣川(大先生)の事業家時代の成功哲学の内容と、偉大なる存在の教えの両方が書かれているのです。ですから、ベストの指針に書かれている内容を仕事にも活かされると、きっと上手くいくでしょう。
二つ目に、「なぜ人間は悩み、苦しんでいるのか。それは体を自分と思っているからである。体が自分ではない、命が自分だということを日本に広めなさい」と仰いました。
体は病気になったり、年老いたりしていくでしょう。ですから、体を通してこの世の儚いものを体験するから、「体が自分」と思う人は、この世のことでいつも一喜一憂するのです。
三つ目に、「これから世界は混沌とするだろう。数百年後、世界は日本を見習えと言う時が来るであろう。日本は精神的にも物質的にも豊かな国になっているであろう。その時、世界は日本を学べと言う時が来るであろう。そのような日本人を育てなさい」と仰いました。
人間だけが真実を知る力を与えられました。真実を知らない間は苦しむように創られたのです。そして、本当の幸せを求めている方は、真理と命について学び出すと、幸せになるのです。ありがとうございました。
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