衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第11巻より
2018年(平成30年)8月18日 ベストグループ中国・四国見聞会 ②
広島や長崎では、原爆でたくさんの方が亡くなりました。だからこそ、広島と長崎は日本でも一番命を尊ぶ県であるべきだと思います。
先日の西日本豪雨では、水害でたくさんの方が亡くなりました。それなのに、命の存在を否定するということは、亡くなった方に申し訳ないと思います。
いずれ人間は皆、死ぬのです。しかし、肉体が死んでも命は肉体から離れ、永遠に存在するのです。それなのに、その命について知らないというのは、おかしいと思います。
肉体は、いずれは滅びるのです。戦争で亡くなるのは大変なことでしょう。病気や事故で亡くなることも大変です。私の親も亡くなりました。孫も亡くなりました。亡くなるということは大変なのです。
日本は戦争を経験して、「戦争をしてはいけない」ということを学んでも、「命の大切さ」を学んでいない方が多いと思います。今の日本人は、「お金の方が命よりも大事」という方がとても多いと思います。
ベストグループは命の大切さを学んでいるグループです。私がインドで二十五年間学ばせて頂いたことを、無償でお教えさせて頂いています。
あなた方は、命がどんなに凄い存在かを教えてもらったことがありますか。私はインドへ二十五年通い続けているのは、人間の生まれた目的を学ぶためです。
今、日本人に正義の心が少なくなってきたとしたら、「お金が全て」と思う方が増えているからです。生きるためには仕事もしないといけません。しかし、仕事のために生きている方が多いのです。
僅かなお金のために人生を懸けて生きている方が多いのです。確かに、お金は生きるために必要です。しかし、お金は生きるために必要な道具であって、生きる目的ではありません。
なぜなら、体が無かったら生きられないではないですか。ですから、得たお金を少しは人類のために役立てることができたら、素晴らしいと思います。
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