衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第9巻より
2016年(平成28年)10月2日 ベストグループ関東地区見聞会 ③
子供の時に学んだことは、社会に出たら活きていくのだろうと思います。「苦労は買ってでもしなさい」と言われます。子供に苦労をさせない親の考え方は間違っていると思います。
あなた方はこの世の物を手に入れる努力をして、どの程度得られたのですか。私はこの世の物を得るための教育はあまり受けていません。命や人間性の大切さを教えて頂きました。だから私は人を大切にしました。困った人がいたら放っておけないのです。
インドへ行って一年が経った時に、インドの愛する偉大なる御方(おかた)からお部屋に呼んで頂きました。インドの愛する偉大なる御方は「このグループ(ベストグループ)は私の特別のグループである」と仰いました。
それを聞いて私は喜びました。衣川(大先生)のグループならばちっぽけな人間のグループですから、みんなにご迷惑をおかけします。しかし、インドの愛する偉大なる御方の直接のグループだから、なんて幸せ者だろうと思いました。
四十九歳の四月に百二十五名をインドへお連れしました。「お前たちに使命を与える」と仰いました。私たちは三つの使命を与えられました。一つ目に、「世界で最初に命を発見するのは日本人であろう」と仰いました。
私は命の存在を発見させて頂きました。命は光として存在します。命はとても小さな存在です。大きさは一・五センチでした。インドの書物にも「命の大きさは一・五センチで、形は丸い」と書かれています。
私はインドでの二千日以上の滞在の中で、数万年前からの教えを学び続けてきました。そして実践をさせて頂き、少しは真理に到達させて頂いたようです。命は本当にあるのです。その命に仕われる方は、最高の人生で終えるのです。その方に近づく方はみんな幸せになられるのです。
二つ目に「なぜお前たちが悩むのか。それは、食べ物でできた体を自分だと思っているからである。食べ物でできた体は自分ではない。朽ち果てるものである。体は始めがあるから壊れる。始めがあるから終わりがある。体は必ず無くなるものである」と仰いました。
三つ目に「数百年後、世界は混沌としている。その時世界は言うであろう、日本は精神的にも物質的にもとても豊かな国になっている。それは日本人が素晴らしいからである。その日本人を育てよ」と百二十五名の前で仰いました。
私は一度使命を聞いただけで人生を決めました。そして貯めさせて頂いた会社の財を恵の里の土地と建物に出させて頂きました。その姿を見て共感した方々が全国から集まってきました。つまり、私の考えではなく、目に見えない方の力によって寄ってきたのです。恵の里の本部ができてたった十数年の間に、素晴らしい建物をたくさん建てさせて下さいました。
世界の見本たる人財とはどんな人なのだろうか。私は自問自答しました。そして、ずっとインドへ行く間に分かりました。まず、白い心(浄性)の人間にならなければいけないと分かりました。
白い心(浄性)の人だけが命の存在が分かります。命の存在が分かった方が真理に到達します。真理に到達する方をお育てすることが私の与えられた役目です。
真理イコール愛です。真理に到達した方が増えれば、日本は愛の国になるのです。愛の人間を育てるお手伝いをさせて頂くことが、私たちの役目です。そうであるならば、私たちが愛の人間にならなければお手伝いができないではないですか。
ベストグループの仲間が幸せになるお手伝いをさせて頂くことが私の価値観です。仕事が上手くいかない方は、見えない力で仕事が上手くいくお手伝いをさせて頂いています。
家族が良くなるお手伝いもさせて頂いています。体が健康になるお手伝いもさせて頂いています。なぜなら、私は真理に到達させて頂いた証として、人を幸せにするお手伝いをする御力をお預かりしているからです。ありがとうございました。
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